アニメ (2): 名前の通り、さもしい男だ

2012年06月28日

感動?いえいえ最初から最後まで爆笑でした。『アクエリオンEVOL』第26話(最終話)感想


―――WORNING―――


この記事には『アクエリオンEVOL』第26話のネタバレが含まれております。





アクエリオンEVOL 26話01.jpg

最終回は笑いっぱなし。
シリアスの衣をなげ捨てた下には怒涛のお笑い要素が詰まっていたというまさかの展開に、見終わった後は実に面白いコメディーアニメだったなあという気分になった。
手に汗握る展開というより、次はどんな手法で笑わせてくれるのだろうという期待の方が強かった最終回だったと思う。
バラエティーのお笑い番組を見てるような感じだといえば、お分かりいただけるだろうか。
特にシュレード機が現れた時からニヤニヤ笑いが止まらず、アクエリオン・ゲパーダで爆笑し、空気を読まない不動の「今を受け入れろアマタ」というセリフで脳が溶けた。
おっさんそのセリフおかしいです!
とにかく真面目なのか笑わせたいのかよく分からない展開にツボったのは事実。

アクエリオンEVOL 26話06.jpg

ここまで最終回を爆笑しながら視聴できたのは、EVOLをかかさず見続けてきたからだろう。
例えば、EVOLの本編を一切見ずに最終話だけを見たとしたら「なんてバカバカしくふざけたアニメだろうツマらん」という感想を持ったに違いない。
まあ、毎週見ていてもふざけたアニメだと普通に思っているが、やはり1話から25話までを視聴して作品のノリと悪ふざけを理解した上で最終回を見なければ、この面白さは決して伝わってこないのではないだろうか。
どのアニメでも同じかもしれないが、それでもアクエリオンEVOLについては特にそう思うのだ。
最終話だけを見た人には滑稽でくだらない最終回だったかもしれないが、毎週EVOLを視聴して作風とノリを刷り込まれたEVOLARには極上の集大成に感じられたのではないかと思う。

アクエリオンEVOL 26話03.jpg

しつこさだけが取り柄のアマタ
自分勝手な思い込みで空回りし続けるミコノ
いつまでも報われないゼシカ
おいしいところをかっ攫っていくシュレード
シュレード大好きっ子のカイエン
MIXと合体できたが結局男女機合体できなかったアンディ
活躍の機会をことごとく潰されるモロイ
人の恋路と男性カップルに目を輝かせるサザンカ
ひとりだけ方向性の違う不動
いつも通りにウザいミカゲ
セリフも出番も無いのに存在感の強いモブ達と、要するにいつも通りの内容が最終話にはこれでもかと詰め込まれていたわけだ。
これを集大成と呼ばすになんと呼ぶ。

アクエリオンEVOL 26話04.jpg

ハイパー化したエンシェント・アクエリオンとの決着やミカゲによって引き起こされた天変地異は「愛でなんとかなったぜ!」という投げ捨て解決のご都合展開だがこれもいつも通りなので気にならない。
まさにノリだけで突っ走った感のある最終回だったが、この作品の終わり方としては十分合格点ではないだろうか。
もちろん突っ込みどころも満載だが、「こまけぇこたぁいいんだよ!」の精神で全て受け止めた上で、投げ捨てよう
いちいち突っ込んでられるか。
左母二郎としても、理屈抜きで今までで一番面白おかしく見れたのは事実で、ミカゲがハッピーで終わったのが心残りだが概ね満足できた最終回だった。

アクエリオンEVOL 26話07.jpg

振り返ってみるとアクエリオンEVOLというアニメは手放しで傑作と褒めるには抵抗があるものの、傑作と迷作の合いの子の様にいつまでも記憶に残っていそうな作品になった。
誰もが感動するような作品では無いけれど、誰もが笑って楽しめる作品になったのではないかと思う。
放送されるアニメの全部が全部こんなアニメなら疲れそうだが、たまにはこんなバカなアニメが1つ2つあっても良いんじゃないかな。


第25話感想 ⇒第24話感想 ⇒第23話感想




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2012年06月26日

ご存知無いのですか!?彼女こそ超時空ツンデレラ、チアキちゃんです『モーレツ宇宙海賊』第25話感想


―――WORNING―――


この記事には『モーレツ宇宙海賊』第25話のネタバレが含まれております。
キラッキラにされてやんぜ。




モーレツ宇宙海賊 第25話07.jpg

アバンであっさり解決したルカの行方。
監禁されて○○されているルカの薄い本はよっ!と思っていた時期が私にもありました。
ぶっちゃけ先週から今日までだっつーの。
さすがにこの作品の雰囲気で重たい話になるわけないと分かってはいたが、アバンで解決する様な軽さだったとは。
確かに最終話まで引っ張るほどことでもないか。
それにしてもリゾート惑星でバカンスを満喫してきたそうだが、男達が引く手あまただったというルカの思い出し笑いが妙にエロい感じだ。
これはあれじゃないか。ビーチの片隅で数人のナンパ野郎とルカによる乱ゲフンゲフン。
そろそろ頭を薄い本から切り離して25話の感想書いていきますか。

モーレツ宇宙海賊 第25話08.jpg

単身で海賊の巣に乗込んできたクオーツに敵意をむき出しにする・・・え〜と誰だっけ?名前分かんないから三下でいいか。
三下の暴走と、鉄の髭の乱入で凍りついた場をあれよあれよと仕切ってしまう茉莉香の主人公補正が半端ない。
わざわざ各人にスポットを浴びさせる芸の細かさで、彼らが本当の意味での海賊では無く舞台と道具で雰囲気を演出するエンターテイナーだという事が良く分かる。
船長キャリア1年にも満たない茉莉香と比べて、圧倒的に経験豊富な歴戦の海賊達。
彼らは三下を除けば皆古兵らしく落ち着いた雰囲気をしているが、どいつもこいつも絵に書いた様な海賊コスプレなのが酷い。
もう少しデザイン凝ったのにしようよ。
結局のところ、どんな格好をしていようがメインキャラ補正のない連中は出番無いままグランドクロスにやられる運命だろうから、キワモノでもいいんだろうけどね。
撃沈する為に登場したチンドン屋達乙。

モーレツ宇宙海賊 第25話02.jpg

いつも持って回ったようなセリフを吐き要領を得ない鉄の髭。
彼の言葉を簡単に訳すと「海賊なら狭い宇宙に留まってないで外宇宙に漕ぎ出そうぜ!」といった感じだろうか。
誰も到達した事の無い宇宙の果てに行くのもロマン溢れる冒険だと思うが、宇宙海賊が獲物のいないところに行ってどうしようというのだろう。
銀河帝国の海賊は外宇宙探査船かなんかなの?
異種生命体でも見つけ出して掠奪行為でも行うつもりなのか。
海賊や山賊というものは、人が必ず通りかかる航路や街道に陣取るから飯が食えるわけである。
人跡未踏の世界に行こうと考える様な冒険心を持った海賊は海賊では無く冒険者だよ。
もっとも、私掠船免状を細々と更新し続けられたとしても船が破壊されたり、後継ぎ不在のまま船長が死亡してしまうと海賊廃業という先細り確実な私掠船免状持ちより、銀河帝国に認められ真の海賊として外宇宙に飛び出した方が未来に希望が持てるのも事実である。
彼らからしてみれば、免状持ちの海賊などお上に許される範疇でごっこ遊びのぬるま湯に浸かっているイベント会社のようなものでしかないのだろう。

モーレツ宇宙海賊 第25話03.jpg

クオーツが私掠船免状持ちの海賊船を嫌っているのは上記の通り、彼らが名ばかりの海賊であり相続や後継による惰性で海賊を名乗っている中途半端な存在だから。
気合いの入った硬派不良が格好だけのチャラい不良を毛嫌いるみたいな。
ちょいと例えが酷すぎたが、命をかけて仕事に取りくんでいる自分の隣で、腐抜けた緊張感の無い仕事をされるとぶち切れそうになるという気持ちも分からないわけではない。
だからといって、河岸の違う者に「私は命をかけてんだからお前らも命かけろ」というのは見当違いの理論であり間違っている。
ましてや存在が不要だと独断と偏見で切って捨てるのも、一方的な押し付けに過ぎない野蛮な行為である。
彼女の行為の目的が海賊殲滅などではなく、私掠船免状持ちの中に自分と同じような志を持った本物の海賊がいるのか試したかったということなら共感できるかもしれないが、スパイを送り込んだり新造戦艦で一方的に相手を嬲るやり方は褒められたものではないだろう。

モーレツ宇宙海賊 第25話01.jpg

滲み出る雑魚臭の三下を一撃で昏倒させるケイン(弟)
アホ毛の方は双子の弟だったらしい。
クローンの設定の方が面白かったのに・・・。
弟と入れ替わっている間ケインはどこで何をしていたのだろうか。
もしかしたら20話のバーでの会話の後、弟に弁天丸を任してケインと梨理香はそのままパラベラム号に乗船したのかもしれない。
今思うと、22話のシャトルの中でケイン(弟)が発した「どうするんです?海明星から通いますか弁天丸に。それともなりますか本当の船乗りに」という言葉は、このまま私掠船免状の芸能海賊を続けるのか、それとも真の海賊になるかを問うた質問の様に聞いてとれる。
この時は明確に答えを出さなかった茉莉香だが、宇宙に出たいが為にヨット部へ入部し、宇宙を自由に飛びたいが為に海賊になった少女が出す答えは最終話を迎えなくても予想できそうなものだ。

モーレツ宇宙海賊 第25話09.jpg

そして今回最大の見せ場であった茉莉香とチアキによる海賊の歌のデュエット。
それにしてもこの彼女、ノリノリである
調子に乗ってやらかした揚句、思いだして悶え転がるチアキが実に良い。
できればウィンクの瞬間にあざとく横ピースをしてほしかった。
チアキがするならきっとイラッ☆っとくることもないはずなので。

モーレツ宇宙海賊 第25話06.jpg

さて、来週はモーレツ宇宙海賊もいよいよ最終話を迎える。
特に残した謎も伏線も無く、綺麗にまとまっていた作品だけに最終話だけ大ポカをかますということはまず無いだろう。
クオーツが帝国の姫君かどうかや、鉄の髭の正体は一体何者なんだとかいうのは別にいい。
弁天丸の操舵士とパラベラム号のクルーが双子の片割れ同士だということで鉄の髭が何者か明確にしなくても答えている様なものである。
梨理香(母)が満更でもない様子でくっ付いているところを見るに、知らぬは茉莉香(娘)のみといったところだろうが、最後まで明確な答えを出さずに物語が終わりそう。
左母二郎としては、別に解いてもらわなくてもいい謎よりも、大勢いるサブキャラクターを全員無理の無い形で登場させることができるのか気になるところだ。
というかサーシャさえ登場してさえすれば全く問題ない
サーシャの勇姿が見れる事を楽しみにしながら最終話を待つとしよう。
できれば水着か下着での登場をお願いしますわ。(最近こんなんばっかだな・・・)


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posted by 左母二郎 at 01:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月24日

華麗なるパパの活躍もこれで見収め 方大 『さんかれあ』第11話感想


―――WORNING―――


この記事には『さんかれあ』第11話のネタバレが含まれております。





さんかれあ 第11話06.jpg

タイトル通り散華団一郎の勇姿も11話で見収めである。
娘をどこぞの馬の骨に盗られた父親は、娘の身体を治す方法を探しにアメリカへと旅立った。
これ以降は本編に返り咲くこともないので、きもい親父が嫌いな人には一安心だろう。
左母二郎は団一郎が大好きなので実に寂しい限りである。
「偽りの自由!」
それにしても前回の終りがどうも記憶にないと思ったら、放送休止していたのを今更ながらに思い出した。
最近はアニメを見ても若いころの様に内容が頭に入ってこないから困る。
歳はとりたくないものだ。

さんかれあ 第11話05.jpg

今回は団一郎パパと散華家メイドさん達の回。
団一郎とは違って、メイド達の出番は今回が最初で最後である。
原作では17・18話で登場するのだが、アニメではフライング気味に前回で消費してしまっているため、アニメオリジナル回や映像特典以外で出番が訪れることは稀だろう、
と思ったら次回はさっそくオリジナル回だったよ。
それにしても左母二郎の予想を上回って「きんもい」と「いいなずけ」を合せて一本にしてきやがった。
ここへきてのなんという定石外し
力いっぱい見栄張っただけに辛いわ。

さんかれあ 第11話07.jpg

セリフも出番もほとんど無い散華家のメイド達だが、声当ての声優がやけに豪華である。
勤続10年のメイド長の五月が桑島法子嬢、勤続7年のメイド副長の夏川が藤田咲嬢、勤続3年の平メイドの秋野が加藤英美里嬢と実に豪華なキャスティングである。
勤続1年半の新人メイドの氷室を演じる太田敦子嬢は新人で、メイドの階級とキャストの芸歴がほぼ順序通りになっているのが笑える。
実際のところ声優が豪華なのは、ドラマCDのキャストと同じだからという理由でもあるようだ。
本編以外でのメイド達の会話を楽しみたいという方は、ドラマCD付きの限定版コミックス第05巻を購入するとよいだろう。

さんかれあ 第11話00.jpg

散華のメイドの中では秋野さんが1番素敵である。
特にトイレに行きたいという千紘に後で掃除をするからその場でもらせと微笑む仕種が良い。
彼女はSに違いない。それもドS。
きっと漏らしたなら漏らしたまま放置され、ひたすら言葉攻めをした挙句に自分で拭き取れと言ってくるに違いないのである。
手が使えないなら舌を使ってお掃除してくださいね、とか言ってきそう。
いいなぁ、笑顔の可愛いドSメイドいいなぁ。
ドSメイドとお漏らしプレイか・・・悪く・・・ないかも・・・ふぅ。

左母二郎の品性を疑われても困るので人としてアレな妄言は控えておこうか。

さんかれあ 第11話01.jpg

メイド長と副長に至っては言わずもがな。
笑顔を絶やさないが目が笑っていない系のメイドさんである。
俗に言う、メイドの格好をした何か
ニコニコしながら当主以外の命令には従わないという、プロフェッショナルな人材達だが、可愛いモノ好きで年頃の娘さんを裸にひん剥くことに一切の躊躇いを見せないある意味変態。
この2人もSっぽい。
いいなぁダブルS・・・。

さんかれあ 第11話02.jpg
方大<フルヤよ、少々私をなめすぎたようだな

素人相手に決闘を申し込んだ挙句、挑発を真に受けて千紘をサーベルで突き刺す団一郎パパの大人気無さといったら。
力いっぱいの上に、けっこうエグいところに突き刺さってるし。
「かっとなってやった。だが反省はしていない。 と被害者に対する謝罪は一切無しである。
人ひとりを闇に葬れる散華一族の権力がどれほどのものかは原作でも語られてはいないが、屋敷の中だけでも10人以上の使用人がいるのだから並ではない。
だが、礼弥の毒に感染していた千紘には一時的に痛覚が無かった為、ヘッドバットで反撃されることに。

千紘が感染したゾンビの毒は、他のゾンビ作品にあるような感染した挙句ゾンビになってしまう様な病原菌といったものではなく、一時的に効果のあるドーピング剤といってよいものである。
体内に注入された毒の量が少量であれば痛覚が麻痺し、大量であれば脳のリミッターが外れて怪力がだせるという特質を持っているが、毒は毒なので致死量分の毒を受けると耐性の無い者は死亡してしまう。
ゾンビポイズンを受けて死亡してしまった者がゾンビとなって復活するかは今のところ不明であるが、千紘の祖父の茹五郎が不健康な肌の色と瞳をしているのは、昔に致死量の何十倍ものゾンビポイズンを受けたことがあるからで、外見は限りなくゾンビに近いもののれっきとした生きた人間である。
ちなみに、半ボケ状態になっているのはこの毒素によって脳にダメージを受けた所為らしい。

さんかれあ 第11話04.jpg

礼弥の想いと、千紘の言葉で改心する団一郎。
原作でもこのくだりはあっさりしすぎていないかと思っていたのだが、アニメで見るとますますそう感じて仕方が無い。
ここまで凝り固まった親父がこれしきのことで改心するのは無理があるのではないだろうか。
もっとも、絶対君主制の王様の様に、誰も彼も団一郎のすることに意見することがない状況で団一郎が勘違いしたまま突っ走ってしまったのは無理の無いことで、裸の王様のように城の外の人間に指摘されて初めて自分の愚かさに気付くこともあるということなのかもしれない。
もともと素直な性格だったのは礼弥の実母とのくだりで判明していることであるし、千紘を敵視することで封じ込めていた礼弥を殺してしまったという自分の過ちを、礼弥の一撃で思いだしてしまったということも考えられる。
この様に脳内補正してみると一応は納得できるかもしれないが、やはり簡単すぎる気がするのだった。

さんかれあ 第11話03.jpg

さて、テレビ放送が1回休止したことで来週の12話が最終話になりそうなさんかれあ。
次回の最終話もオリジナル回の様なので、出番の絶望的だった萌路の友人達や散華メイドも登場する可能性がでてきた。
左母二郎としては、このまま亜里亜を登場させないで放送が終了すると、彼女の印象が悪いままで終わってしまうので、印象を回復するような何かしら救済措置をとってもらいたいところだ。
2期制作を考えていない作りをするならするで、亜里亜のフォローだけはしっかりと行ってほしいものである。
それと前回全く無かった亜里亜の裸も是非ともお願いします。
中学生の萌路達の裸がNGなのはまだ納得いくが、熟女の亜里亜の裸が出てこないのは納得いかねえ
おっさんには超必要なシーンなので亜里亜裸を重ねてお願いいたしまする。
本当にたのむよ?


第10話感想 ⇒第09話感想 ⇒第08話感想



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タグ:さんかれあ
posted by 左母二郎 at 23:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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