大奥様 〜散華の乱〜 『さんかれあ』第10話感想: 名前の通り、さもしい男だ

2012年06月10日

大奥様 〜散華の乱〜 『さんかれあ』第10話感想


―――WORNING―――


この記事には『さんかれあ』第10話のネタバレが含まれております。ついでに10話には亜里亜の乳首どころか裸すら登場しません。おっと究極のネタバレやっちった、てへぺろ。



さんかれあ 第10話00.jpg
Before

あら可愛い。
額の正中四連黒子を毟り取りたくなる程愛らしい、若かりし頃の団一郎おぼっちゃま。
潔癖症とKY以外はとりたてて欠点の無い、真面目で勤勉な道徳精神も高いナイスガイだったらしい。

さんかれあ 第10話06.jpg
After

それがどうしてこうなった
仮に礼弥の実母が生きていたら、子煩悩ながら厳格で公正な紳士になっていたのではないだろうか。
そう考えると実に惜しいことである。
団一郎の失敗はまだ幼い病弱な妻に子供を産ませたこと。
このロリコンめ・・・羨ま許せん。
子作りはなるだけ自重して、彼女の身体が成長するのを待つべきだったと思うんだ。
この(r

さんかれあ 第10話01.jpg

団一郎がまだ独身だった頃のメイド達は彼の花嫁候補であり、素養・教育・家柄といった項目を全てパスした者しか散華家で働くことを許されなかったらしい。
若い女達が当主の寵愛を得ようと必死になる様は大奥そのもの
そして女達の熾烈な争いを勝ち上がり、団一郎の後妻としての座を射止めたのが散華亜里亜だったというわけである。
亜里亜ったら何て瑞春院。
新入りにそれとなく釘を刺す先輩メイドに嫌味を返す亜里亜が実に生意気で素晴しい。
自分の勝利を確信している彼女のなんと滑稽なことよ。
贅沢をいえばメイド達の陰湿な虐めや確執といった大奥じみた争いをもっと見たかったところ。
テンポを悪くしてまで先の話数を挿入してくるぐらいなら、オリジナル回として散華家のメイド達の日常や昔のメイド達の争いをクローズアップしても良かったのではないだろうか。

さんかれあ 第10話12.jpg

散華亜里亜によって語られる散華家の過去。
礼弥の本当の母親は礼弥を産んですぐに亡くなり自分は後妻なのだという。
花嫁候補として散華家の奉公に上がり、団一郎の信頼は得たが愛情は得られず、鳶に油揚げを獲られるが如く予想もしていなかった相手に団一郎を奪われ、努力と献身でやっとこさ後妻に納まってみても結局一度も相手にされなかったという哀しい現実。
玉の輿ゲット!人生勝ち組ワロタwと喜んだのも束の間、その実態は負け犬でしたという人生の切なさとままならなさを教えてくれる回である。
人生ってショッペェな。

さんかれあ 第10話14.jpg

この再婚のしょっぱさをホステスに貢ぎまくって結婚したおっさんを例に考えてみよう。
あくまで例えの話であり大島洋平などという左母二郎の友人など存在していないのだ(仮)。

ある日、大島洋平(仮)はとあるキャバクラで超好みのキャバ嬢に出会った。
気を惹きたいがために足げに通い、シャンパンタワーやプレゼント攻勢のかいもあって、なんとかデートに連れ出せる仲にはなったがホテルはNGで、なにも進展しないまま時はすぎていく。
ある日唐突に店を辞めてしまった彼女。
目当ての彼女はどっかの屑ホストの子供を妊娠し結婚してしまったらしい。
1年後ホストに捨てられてキャバ嬢に復帰した彼女を支える為に、さらに散財する大島洋平(仮)。
失意の彼女を慰め続けて信頼を得て、とうとう再婚できたが子育てを理由に先っちょ入れるどころか一切触れさせてもらえない日々が続く。
しかも彼女は前の旦那の子供ばかりに愛情を注ぎ、こちらには毎日ふりかけご飯だけという哀しい結婚生活。
大島洋平(仮)の人生は、家族を養っていくだけに働く働きアリそのものだった(涙)。
〜終劇〜
これはしょっぱいとかいうレベルじゃない
酷い例えだが大元はこれと同じだろう。
自分の全てを捧げた相手が自分に何の関心も持っていないというのに気付いてしまったら人はどうなるか?
荒れても仕方がないね。

さんかれあ 第10話10.jpg

団一郎と結婚さえしなければ、良妻賢母になっていたかもしれない亜里亜。
彼女の失敗は無駄に高すぎる自尊心と半端な乙女心
妖艶な見かけとは裏腹に乙女チックな彼女は、愛を注ぎ続けていればいつか団一郎もそれに応えてくれるのだという幻想を抱いていたのだろう。
あかんよ。
そりゃあかんわ。

さんかれあ 第10話05.jpg

結局は政略結婚でしかない散華家の嫁取りに加えて、他人の感情の機微に疎い団一郎に好いてもらおうと思うなら口に出さねばならなかったのだ。
ああいった全く空気の読めないような人種に「いつか気付いてくれる」とか「言わないでも察してくれる」は超NG。
プライドが邪魔して言いたい本音も言えなかったんだろうと思うが、離婚もできず、妻として母として女としての価値も得られず、鬱憤だけが堪っていく生活は厳しいな。
早く離婚して新しい恋を探した方が、残りの人生を幸せに過ごせるのではないかと思うのだがどうだろう。


第09話感想 ⇒第08話感想 ⇒第07話感想


↓宜しければランキングにご協力願いたく候↓

にほんブログ村 アニメブログ 今日見たアニメへ にほんブログ村 アニメブログへ

タグ:さんかれあ
posted by 左母二郎 at 21:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/274399527

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。