モーレツ宇宙海賊 黄金の幽霊船編について補足: 名前の通り、さもしい男だ

2012年03月28日

モーレツ宇宙海賊 黄金の幽霊船編について補足


―――WORNING―――


この記事には『モーレツ宇宙海賊』の12話に対するモーレツなネタバレと消化不良に対する消化促進剤的な何かが含まれていますので、「俺は食欲旺盛なんだよ!石だって喰えンだよ!」という方はとっとと去れ。

モーレツワンカット.JPG

次回から待望オープニングチェンジをかます(予定の)モーレツ宇宙海賊。
やっとOPの最中に消音するという手間が省けそうだ。

とか書いているが、実はOPの歌が脳ミソから外れない。
完全に洗脳されてしまったようだ
「んどこどんどんなますて♪んどこどんどんなますて♪」
おっとこれはEDの方だった。

「ねんがんの げんさくしょうせつを てにいれたぞ!」
というわけで、運良く近所の古本屋で「ミニスカ宇宙海賊」の2巻と4巻を手に入れたので、早速本屋へと赴き1巻と3巻を購入してきた。
今のところ既刊は7巻までだが、残念ながら他の巻は置いていなかった。

ご存知の通り、モーレツ宇宙海賊の原作がミニスカ宇宙海賊である。作者は笹本祐一
左母二郎がこの作者の小説を購入したのはARIEL以来だと思う。
20年ぶりってことだな。懐かしや。

とりあえず2巻まで読んでみて非常に感心した。
何に感心したかというと、アニメが原作通りに作られている点である。
もちろん多少の付け足しや改変は見られるものの、原作1巻にあたるアニメ1〜6話については、ほぼ原作通りの内容で作られている。

小説のアニメ化の場合、ヤマ場を無理矢理作る為に動きの少ない会話のシーンをカットして戦闘シーンを追加したり無用なお色気シーンを持ってきたりするものだが、そういった改変はほとんど存在しなかった。
もちろん少しは改変されているが、概ね原作に忠実で小説と違い説明が難しいアニメの為に補完している意味合いが強いようだ。

でもね。
ちょっとは改変してもいいのよ?
パンチラとか胸チラとか大衆に媚び諂ってもいいのよ?
大衆迎合大イニ結構。

というか、原作にパンチラ要素がひとつもないことを知って愕然とした。
ヲイこら笹本!なんでミニスカ謳っておきながらパンチラが全然無いんだよ!ミニスカという単語すらほとんど出てこないじゃないか。
と思春期の若者の様な怒りに見舞われたが、いい大人なので僅か48時間で落ち着いた。
やっぱり大人はクールでないとね。

さて、モーレツ宇宙海賊の黄金の幽霊船編を見た人の中には説明不足というか、いまひとつスッキリしなかった所があるのではないかと思う。
次回の13話あたりで説明される可能もあるが、今知りたいという人の為にネタバレ解説してみたいと思う。
あくまで小説版の内容なので、アニメ版では異なった展開になるかもしれないがご容赦願いたい。

まず、7話でプリンセス・グリューエルがどうやって弁天丸に侵入できたのか、というものだが、
これは弁天丸前船長、ゴンザエモン加藤芳郎から船長用の管理者権限入りのIDリングを貰っていたからである。
要するにマスタキー?を持っていたということ。
「なにか困ったことがあったら弁天丸を訪ねてこい」と前船長が生きていた時に渡されたらしい。

セレニティ星系について
あまり語られなかった(ような気がする)セレニティの内情を簡単に説明する。
セレニティは三つの恒星系にまたがる連合国で、セレニティ星王家は7つの可住惑星を故郷とする古い王家である。
調整機構としての王家は内政にほとんど関わらず、君臨すれども統治せずというスタンスを取っており、各惑星ごとに設置された共和制の行政府によって星系が運営されている。

2000年前に恒星間移民船によって入植する以前の歴史については不明で、どの星系を発祥とするかは知られていない。
王宮政府の外交手腕が優秀だったため、大規模な星間戦争に巻き込まれることなく現在に至っている由緒正しい古典の国。

現在は各星系ごとに独立の機運が高まっており、国内は揉めに揉めている。
独立派統一派王制存続派廃位派が入り乱れて内紛へ一触触発の状態である。

セレニティ星王家について
セレニティ王家の最初の王は、ガンダム種でいうところのコーディネーター遺伝子操作されて作られた人間」というやつで、黄金の幽霊船の最深部に設置されている人工生体プラント、通称「薔薇の泉」によって生み出された。
セレニティ王家の卓越した指導力や外交手腕は、チューニングされた遺伝子の賜物なのである。

ムッツリーニ種割れ.JPG

王家の能力が遺伝子操作によるものだという事実を隠したいセレニティ王家は、移民船を誰の手出しさせない為に亜空間に隠し秘匿したが、王国が危機的な状況に陥ると、度々薔薇の泉を使って危機を乗り越える能力を持った王族を生み出していた
過去17回の調査団というのがそれであり、積み込まれた財宝等も危機回避の為の資金として持ち出されていったようだ。

グリューエルの目的について
保守派が内紛している国内世論の統一の為に、指導力のある王族を生み出そうと画策したのに対し、グリューエルはセレニティの民が王家を必要としていないことを感じ、民主独立の壁となる薔薇の泉を破壊することを決意した。

つまり、グリューエルはもう王家が必要無いと考え、保守派に担ぎあげられたグリュンヒルデは、民を指導する為に王家は必要だと考えていた。
姉妹の話し合いは平行線のまま決着がつかず、結局物別れに終わってしまう。

結果、グリューエルは弁天丸に密航し海賊と接触を図り、グリュンヒルデは軍部を掌握し幽霊船探査に乗り出した。
お互いに相手を出し抜いて目的を遂げようとしたわけである。

というのが大筋で、結局成体プラントの細胞は打ち止めで新たな王族が生み出されることはなくなり、お互い争う理由の無くなった姉妹は仲良くセレニティ星系に帰還したという訳だ。

グリューエルとグリュンヒルデ.JPG

姉妹が黄金の幽霊船に搭乗してセレニティ星系に凱旋したことにより、セレニティではナショナリズムによる意識改革が起きるのだが、詳しくは次の13話で知ることができるのではないだろうか。


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posted by 左母二郎 at 00:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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